無言は諾   

アメをあげると言われた、見返りはなしで。
だけどその言葉の向こうにはそのうちに、という期待がみえる。
約束はしてない。
期待に添えないことになっても自分だけを責める必要はないはずだと思いながら
後ろめたさがある。
それは多分、それでは自分がもらい過ぎになることに気付いているからだろう。
バランスが悪すぎる。
何も言えずに甘い毒を飲み込むわけにはいかないなあ。