ここのところ悩んでいることがあったのですが。誰かに読んでもらうものでもないのですが、書いておきたい一文があったので。正確に言えば悩んでいるのか道に迷っているのか、道に迷っていることを悩んでいるというのかすらよくわからないが。弱い気持ちは書きたくない、なにより自分がそんな自分をなぞるのが嫌だ、というくらいには弱かった。自分の真ん中の気持ちはこれっぽっちも揺れてない。やめるという文字もあきらめるというも字もない。でもど真ん中の気持ち以外が、足場や目線が揺れていた。少ないようでいても考えようによっては多い選択肢。贅沢な話。今しか出来ないことは何。そしてそれと引き換えにするものは何。いつだって出来る、そのうち出来る、だけどそうやって何にもしないとしたらそれは、結局は出来ない、と思っているのと同じじゃないか?やらない、ではなく出来ない、ではないのか。やらなきゃ出来ないことはわかっていても、やらないから出来ないというのは逃げじゃないのか。「やらなきゃ出来ない」というのはわたしの信念だけれども、いつの間にかやらなきゃいけないことを小さくしていませんか。それではほしいものとの間を埋めるのにまた悩まなきゃいけないんじゃないですか。まあ思い通りにいくわけじゃない。突然ふってわく出来事もある。いいことも悪いことも。でもまあ何があっても見ててくれる人がいるから四面楚歌にはならない。敵は三方だけになる、ね。だから失うものを数えるのはやめろと。得てもいないものを数えるのもやめろと。怖くなるから。それでも欲しけりゃとりに行け。