2006.12.23&24村上信五ソロコン(2)

感じたことはたくさんあってそれは残しておきたかった。
だけどそれは読んでもらうためでもなくてただ自分のために今年中に。


嬉しかった、ヒナちゃんのあんな楽しそうな顔が見られて。
始まって2曲目だっただろうか、すごく綺麗な桃色に上気した顔色に柔らかい楽しそうな笑顔が見えた。
びっくりした。
多分あのヒナコン中で一番の衝撃はその瞬間だった。
あんな顔をするなんて。それでもう十分だと思った。
それはそのあと見せてくれるものがどうでもいいわけではなく、ただ私の側の問題だ。
笑っている顔も楽しそうな顔もいろんな所でそれまで見た。何が違うのかといえば、気を張り巡らせている、そんな感じが全くなかった、と思う。
危ういくらいに無防備な無垢な子供のようだと一瞬思った。まあそれは私の目がおかしく妄想だからそれはいいんだけど。それくらい衝撃だったということだ。
わたしは村上さんを怖いと思ってる部分があるからなあ。
じっとまっすぐ見つめる目の向こうの色が全くわからない、全く色の見えない目をしていると思うときがあって。至極冷静な観察者、で観察していながらそれへの評価が全くその目に出ない。呑まれるとともにそれを見るとどーしてそこまでとよく思う。
でもきっとだから村上さんはそこにいるんだろうとも思う。私は昔の村上さんのことをほんとに知らないから想像できることなんてほんの少しで、都合のいい妄想ばかり多分しているし。
だから、つまり、いま見えている顔だけで判断するしかない。
充実してるんだろうなあという顔、大波を被ってそれでもそんな風に見せず頑張ってた顔、落ち着いた顔、また違う何かを探ってなにか途中のような顔。そんな顔を見てきて、その社会性のある顔が好きで尊敬しているけれど、自分勝手な村上さんの楽しそうな顔が見たかったんだきっと。